Day: 2020年11月15日

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子供の心を大切にする

本日、神様に子供たちを祝福していただく「子ども祝福式」を迎えた。子供たちが神を畏れ、隣人を愛し、謙遜で思いやりのある人として成長していくように、祈りをもって育てていきたい。それは、親の務めであると共に、教会の務めでもある。

子供の信仰を育てることは、とても難しい。親が信仰を持っていれば、子供も自動的に信仰を持つわけではない。幼い時は教会に来ていても、青年期になると教会から離れていく人が多いからである。そこには、自覚的な信仰が育っていないからである。子供が、自分の意志で神に向き合って、自分自身で神を信じる信仰を持って、神に祈り、神に頼っていけるように、共に育つことである。教育は「共育」である。

「三つ子の魂百まで」で、幼い頃から御言葉を心に植え付けていくことが大切であるが、親自身が信仰に生きている姿を見せることである。そうすることによって、子供たちは、「生きて働く信仰」に触れることができる。人はいつも触れているものに影響を受け、似ていくと言われるが、家庭や教会の中で、親が一生懸命主に仕えている姿を見て、子供は何物にも代えがたい「人生の宝」を主に見出していくだろう。

私は子供たちから、「欠点だらけの親父だけど、福音のために生きている姿はよく分かる。」と言われたことがある。自分の親が、又、大人たちが、「神への信仰」をもって一生懸命生きている姿を見た時、子供たちは理屈抜きで、「ああ、神様って本当におられるんだ」と知り、「神様は、心から頼りにできる方なんだ」と悟っていくのではないか。そして、やがて自分自身の信仰を働かせるようになり、自分のためにも、隣人のためにも、神のためにも、とても充実した生き方をしていく人になっていくだろう。

上尾教会は、子供たちへの信仰の継承を願って、「子供と共なる礼拝」「親子聖書日課」に30年以上取り組んできた。これに喜んで参加していけるように、子供たちを励ましていきたい。それは「頑張れ!」と言って励ますことではなく、主が「子供たちを抱き上げ、手を置いて祝福された。」マルコ10:16ように、「主の祝福がどんな時にもあるから、大丈夫!」と、主に委ねて生きる大切さを、身を持って示すことである。

子ども祝福式は、単なる子供の幸いを祈る式ではない。むしろ大人が子供から学ぶ時でもある。子供に注がれた主の祝福とそれに与る子供の心を大切にすることを学びたい。そして、主の祝福が日々の生活に及んでいくことを、共に経験していきたい。