Day: 2020年10月25日

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上尾教会の将来は大きな希望がある

10年後の教会はどうなっているのか想像したことはあるだろうか。日本基督教団では「2030年問題」が大きく取り上げられている。2030年には、教会員の三分の二が75歳以上になり、信徒数が半減すると予測されるからである。それはバプテスト連盟も似たような傾向にある。連盟の教勢報告を見ると、過去10年間の推移は下降線を辿っている。2009年度と2019年度の各項目をみると、現在会員16,560→13,744、礼拝14,472→11,323、祈祷会3,398→2,914、教会学校

8652→6,455、受浸582→275、ただ唯一増えているのが、召天166→222、

この傾向は、日本の社会が少子高齢化が進んでいく中で、増々、進んでいくだろう。

では、教会は将来に希望がないのだろうか。今、エレミヤ書を聖書日課で学んでいるが、そこから教えられることは、神の民には、バビロン捕囚という現実の苦難の中でも、将来に希望があるということである。わたしは、あなたたちのために立てた計画をよく心に留めている、と主は言われる。それは平和の計画であって、災いの計画ではない。将来と希望を与えるものである。」エレミヤ29:11、「あなたの未来には希望がある、と主は言われる。」同31:17。確かに、現実だけ見ると、どこにも希望を見い出すことはできないだろう。しかし、神の御計画に目を留める時、希望を抱くことができる。

『社会に開かれた教会』という本に、下記のように語られていたことが印象に残った。『教会史的に見れば、教会は内外の大きな危機や試練を抱えつつ、生き延び、乗り越えてきました。キリスト教の土台が形成されていったニ世紀から四世紀頃までの初期キリスト教は、内部からは「異端」、外部からは迫害と疫病伝染による死の恐怖と背中合わせの危機の中にありました。しかし、その中で現在の旧新約聖書66巻の正典や「三位一体」などの教理の骨格や信条が定まっていったのです。迫害や疫病は、かえって相互扶助の愛を増させ、国家にもキリスト教撲滅を諦めさせるに至るほどに教会の信仰と絆を強固にしたのです。』

今、コロナ危機の中で、教会が弱くなったかというと、むしろ、強められていると感じている。コロナという疫病が、「かえって相互扶助の愛を増させ・・教会の信仰と絆を強固にしている。」からである。この半年間、礼拝を守るために、献身的に奉仕してくださった方々、背後の祈りで支えてくださった方々、相互の交わりのために時間を割いてくださった方々、など生き生きとした信仰が随所にみられた。自らを聖なる神の宮として建て上げていくなら、上尾教会の将来は大きな希望があると言える。