今年は礼拝チーム(正式名は「礼拝準備委員会」)が年明けから活動しだした。昨年の式文フォーラムに参加した時、毎月、礼拝の持ち方を何人かで検討して礼拝に臨むことが豊かな礼拝につながると示されたからである。それまでは、礼拝のプログラムは賛美も含めて牧師が決めることが多かったので、偏ったものになりがちであった。
礼拝チームは、音楽委員長・冨岡真奈さんと総務委員長・藤原俊子さん、奏楽者・武章子さん、そして牧師の4名が当たることになった。まず、上尾教会の礼拝の課題を話し合い、礼拝者、奉仕者の心得について学んだ。課題の克服としては、礼拝直前まで私語が見られるので、黙祷を心がけたい、あとから来る方への配慮として前の席から座ることを心がけたい、司会者は礼拝をリードするものなので、事前の準備を心がけたい、子どもと共になる礼拝への工夫をしたい、などが挙げられた。
そして翌月の礼拝プログラムを決めるようになった。5月は、「子どもの日」「母の日」「ペンテコステ」と続いたので、特色を生かしたプログラム作りができた。「子どもの日」では、幼児も賛美や献金の奉仕を担ったり、「母の日」では、お母さんへのプレゼントに加え証しを入れたり、「ペンテコステ」では、紙芝居と天使役の幼児が聖霊の炎を表すキャンドルを配って回った。どれも心に残るプログラムになったのではないか。
「新生讃美歌」には、私たちの教会ではまだまだ歌っていない素敵な賛美がたくさんあるので、6月は、新しい賛美も歌うことにした。また、「沖縄命どぅ宝」を覚える月なので、毎週、今年の全国小羊会キャンプのテーマソング「命どぅ宝」を歌い、旧会堂時代から親しんできた賛美も歌うことにした。「父の日」には、お父さんへのプレゼントと証し、また、第四週には、今年度の主題「主の愛に生きる教会」を掘り下げていくために、証しを入れることになった。毎月、この主題での証しに期待したい。
「礼拝準備委員会」は、時間がないので、お昼を食べながら行っているが、選曲などになると、時間が足りないぐらいである。「三人寄れば文殊の知恵」とは、本当だと痛感している。次々とよい案が出てきて、豊かな礼拝が形作られようとしている。もちろん、案を出すだけではなく、平日も教会に来て、リハーサルを行っている。これからは更に、礼拝に参加する皆さんと一緒に豊かな礼拝を目指していきたいので、「礼拝準備委員会」まで、ご意見や感想を寄せていただきたい。「神は霊である。だから、神を礼拝する者は、霊と真理をもって礼拝しなければならない。」ヨハネ4:24