覚えていますか?
2017年12月7日、沖縄 宜野湾市の緑ヶ丘保育園の屋根に、米軍輸送ヘリから部品が落ちてきました。
「空からは雨しか降ってこないから大丈夫だよ。子どもたちにそう言ってあげたいだけ。」
お母さん達の切な過ぎる願いは、胸に重く深く響きます。
ちょっとだけ想像してみるのです( ˘ω˘ )
ある日、学校や幼稚園、保育園から「何か空から物体が落ちてきました。子どもたちには怪我はありませんが、引き取り下校にします。お迎えに来てください。」と連絡が入るのです。何も状況がわからない。あなたはただただ驚きを抱えて子どもを迎えに行きます。今日は屋根に落ちて止まったから良かったけど、何が?なぜ落ちた?明日から大丈夫なの?……
こんなふうに思うのではないでしょうか。
青く広がる空と海。頬を撫でる風は気持ち良く、波のさざめきはまるで子守唄のよう。
沖縄の、そんなイメージとは裏腹の哀しい歴史と現在(いま)に、今立ち止まって目を、耳を傾ける時なのではないか、そう思うひと時でした。