10月最後の水曜日、午後のひととき 。
上尾教会では、順天堂大学教授の樋野興雄(ひの おきお)先生をお迎えして、メディカルカフェ(がん哲学外来)を開催しました。
重く厳しい現実に直面している患者さん本人やご家族との関わりの中で先生が紡ぎ出した言葉の一つ一つは、何故か軽やかで笑いも起こり、パワーポイントを見ながらどんどん引き込まれていきました。
講演の後は小さなグループに分かれて、フリートーク。
家族だったり、親戚だったり、もしかしたら自分だったり。皆さん何かしらの体験を持ちながら聞いた先生のお話しは、心のマッサージのようだったのでは…?(^^)
30分間、黙ったままでも居心地の良い空間。一生懸命生きてるのに悲壮感を漂わせる事なく愛くるしい表情で人を癒すチャウチャウ犬。離れていて声は聞こえないくらい遠いけど背中を見ていてくれる人の存在。先生の口から何度も出てきたこの言葉は、病気の人にだけではなく、全ての人の生きる力のキーポイントかも!
上尾教会で定期的にメディカルカフェが出来たら良いなぁ…(*´ー`*)