スチュワード(管理者)シップの重さ    教会員

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世界的なコロナ感染禍で、感染が猛威を振るっていたイタリアで、治療にあたっていた多くの医師たちが感染して亡くなった(222名)。それを知った時、大変衝撃を受けた。それにもまして、医療従事者の不足を補うため、国のほうで、退職した医師に300人のボランティアを募集したところ、25倍の8000人の応募があったという。「高齢の重症リスク」をものともせずにである。医師たちの死に動かされ、国民が徐々に闘う勇気が出たイタリアは、ボランティアが盛んな国だそうだ。

コロナ禍の中で、私たちの教会も若い人たちにより感染予防対策をしながら、礼拝、祈祷会を守り、その他できる範囲内の活動を続けることがゆるされ、感謝である。昨年七月から、二回の礼拝の合間を使って始まった女性会では、御言葉中心にコロナ禍での感想を証し合い、分かち合ってきた。不思議に、コロナ禍の苦難や、暗闇や、先の見えない状況下にも関わらず、皆さんの言葉には『希望』が感じられ、また、「お花のお当番ができ感謝です」と講壇のお花を用意する感謝の声もあった。

医療現場で、保健所と患者の対応で、「あっちを立てればこっちが立たず、何をしたら良いか分からない。患者へのしわ寄せと、保健所も入れてあげられないことのストレスが医療関係者の疲弊の一番多い原因である。神様に使ってもらいたい」という声もあり、一人一人が主につながり、御言葉によって励まされ、キリストの体としての霊的闘いの日々を送っていると分かり、感謝でした。「見よ、兄弟が共に座っている。なんという恵み、なんという喜び。~シオンで主は布告された。祝福と、とこしえの命を。」詩編133:1,3

スチュワード(管理者)シップ(=主の財産を預かって管理する)を考える時、僕として預かった賜物を生かして主に仕えて奉仕することは、恵みであり喜びである。“「僕のかたちをとり、人間の姿になられた。その有様は人と異ならず、おのれを低くして、死に至るまで、しかも十字架の死に至るまで従順であられた。」ピリピ2:7-8。イエスさまだけが完全なるスチュワード”『神の同労者』16-18頁に倣いたい。

コロナ禍の中でスチュワードシップは重くのしかかり、弱さから逃げられない。「わたしの恵みはあなたに十分である。力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ」Ⅱコリント12:9。弱さこそ、最大の賜物』であると分かった。残りの人生、弱さを誇る!