ただ今、工事中!

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上尾教会は23年前に会堂を建築したが、建ったのは会堂であって、教会はまだ完成されていない。教会が完成するのは、主が再び来られる時で、絶えず工事中である。「ただ今、工事中。皆様にはご迷惑をおかけしております。ご理解とご協力をよろしくお願いします。」との工事現場の看板のように、周りの方にご理解とご協力を求めながら、「建て上げている最中」である。

教会を建て上げていくために、どんな姿勢が大切か、エルサレム城壁の再建工事から学ぶことができる。工事が進展するに従い、敵の妨害工事も具体化してきたことがネヘミヤ記に記されている。サマリヤ人、アンモン人、ペリシテ人たちは共同してエルサレムに攻め込む構えを見せた。それに対してネヘミヤたちはどうしたか。

「わたしたちが気づき、神がその計略を破られたことを敵が知ったので、わたしたちは皆、城壁に戻り、それぞれ自分の作業に就いた。その日からわたしの部下たちは、半分が作業に従事し、他の半分が槍と盾、弓と鎧を身に着け、将校たちがユダの家全体の背後に控えた。城壁を築く者、もっこを担いで運ぶ者は、一方の手で作業をし、もう一方の手には投げ槍を取った。建築作業をする者は、各自腰に剣を帯びて作業した。わたしはそばに角笛を吹く者をつけた。」ネヘミヤ4:9-12。ネヘミヤは人員の半数を工事に、残り半数を防備に回してとは、困難があっても工事を止めず、祈りながら工事を進めたのである。

教会も何かをしようとする時、そこには妨害や困難が生じてくるものだ。困難に怖気づき、後退させる者も出て来るだろう。だからこそ、人の力に頼ってはならない。「仕事が多く、範囲は広い。わたしたちは互いに遠く離れて城壁の上に散らばっている。 角笛の音を聞いたら、わたしたちのもとに集まれ。わたしたちの神はわたしたちのために戦ってくださる。」ネヘミヤ4:13-14神が私たちのために戦ってくださるのである。私たちはつい人数や財政を計算して、とてもそんな計画は無理だと思いやすい。しかし、教会の頭は主であって、神の計り知れない計画が成し遂げられるのである。

ネヘミヤは、城壁再建は神の御心であり、神がそれを成し遂げてくださると確信を持っていたので、困難を極めたが、神に祈る中で何をすべきかを示され、実行した。私たちも少子高齢化が最も進んでいると言われる教会を建て上げていくのは、困難なこともあるが、共におられる神が私たちのために戦ってくださることに信頼を寄せて、「ただ今、工事中!」との看板を掲げて、主の業に励んでいきたい。