今日から2019年度を迎え、分級は新しいクラスになった。「幼小科」「ユース科」はリーダーも新たになり、幼児から大学生までの参加を期待している。又、成人科は「はこぶね」「パウロ」「サムエル」「オリーブ」の4クラスになり、メンバーは大幅に入れ替わったので、新しいメンバーとこの一年、御言葉を分かち合うことによって、豊かな交わりと学びの機会を得て頂きたいと願っている。又、新しい人が入ることによって、クラスが活気づくので、積極的にお誘いして頂きたい。
充実した楽しいクラスは、リーダー一人の努力だけでは生まれない。メンバー一人一人の姿勢が大切である。まず休まないこと。毎週積み重ねて参加していくことが充実したクラスを生んでいく。又、聞き上手になること。御言葉を聴くことに対して、自分が現実に抱えている課題、悩み、重荷に対する答えを求めつつ聴くと、適切な御言葉が与えられ、そこから大きな力と慰めを頂けるだろう。又、聖書は神からの私達へのラブレターなので、「あなた」「かれ」を「わたし」に置き換えて聴くと、神の愛がジーンと伝わってくるだろう。聴くということは、語り手である神の御心を聴いて従うことが求められている。人の話を聴くことに対しても、「自分の聞きたいこと」を「聞く」(Hear)のではなく、「相手の言いたいこと、伝えたいと願っていること」を受容的・共感的態度で「聴く」(Listen)ことが求められている。「ああ、そうなんだ」と共感し、感情を汲み取ってあげるなら、相手は自分が受け入れてもらっているという安心感を持つだろう。
御言葉を分かち合うことにも、メンバー一人一人の姿勢が大切である。短い時間の中で、お互いに霊の恵みを聴くことが大切で、一人の人が長々と話すことは控えたい。分かち合いたいことが沢山あったとしても、多くても3つまでにし、3分位の短い言葉でまとめて話すことを心がけたい。むしろ、一つの御言葉を掘り下げて話す方が効果的である。話し出すと止まらなくなり、くどくなり、感情的になる人がいると、クラスの雰囲気が悪くなるので、お互いに気を付けたい。
「ただ、聞く人に恵みが与えられるように、その人を造り上げるのに役立つ言葉を、必要に応じて語りなさい。」エフェソ4:29。「だれでも、聞くのに早く、話すのに遅く、また怒るのに遅いようにしなさい。」ヤコブ1:19。「話し上手は、聞き上手」と言われるように、お互いが聞き上手になってはじめて、豊かな人間関係が作られる。聞き上手の人とは一緒にいて楽しい!また会いたい!また話したい!と思う。そんなクラスを目指したい!