Day: 2019年12月8日

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希望をつなぐ平和構築      教会員

12月1日(日)夜、浦和教会で開かれた「佐々木和之(国際ミッション・ボランティア)・ルワンダ帰国報告会」に秋山先生ご夫妻と参加しました。

ルワンダで25年前、1994年ジェノサイド(フツによるツチの大虐殺)が起こりました。そのような中、REACH(リーチ)というキリスト教NGOが「加害者と被害者の癒やしと和解」に取り組むプログラムを始めました。

佐々木和之先生は2005年、14年前からその働きに参与して、「和解と癒やしのセミナー」「償いの家造り」「養豚」「花畑」プロジェクトなど、またウムチョ・ニャンザ(ニャンザ地方の光)を興し、被害者と加害者の妻などが協働で手工芸を出来る場作りなどしながら、「和解」に関わって来られました。また、現地へ日本からのツアー(虐殺現場見学も含む)の世話などもして来られました。

これらのプログラムにつく前に、ルワンダの姿に衝撃を受けた佐々木先生は、紛争予防や紛争後の和解を修復できるよう、「修復的正義」について思いを寄せ、「平和学」をアメリカ・イギリスで学び、「博士号」を取得しました。そしてルワンダで教育の場を作り、歴史を記憶し平和を創造する次世代の人々の育成のためにと、2011年、PIASS(プロテスタント社会科学大学)の平和・紛争研究科の立ち上げに関わり、周辺諸国からも留学生を受け入れて、平和を作るためにジェノサイド以降に生まれた若い世代を育てています。また日本からの留学生も学ぶようになり、そしてPIASSの学生も東京外語大学に2名づつ、皆さんの支援で1年間留学しています。今回の報告会にもコンゴー出身のヘレンさん、ルワンダのオクターブさん、その他、日本から行っていた留学生、卒業して平和活動で働いている方々、その他の卒業生もいて、交流する姿に感動しました。

とはいえ、奇跡の復興といわれたルワンダの政情はカガメ大統領政権下で反対する政治家への惨殺もあり、自由が制限されています。その状況に、佐々木先生は心が沈む時もありますが、「わたしは、あなたたちのために立てた計画をよく心に留めている、と主は言われる。それは平和の計画であって、災いの計画ではない。将来と希望を与えるものである。」エレミヤ 2911という御言葉に力を与えられているとのことです。私も、主があちこちに用意されている隠れている小さな「希望」を探して、平和に繋げていきたいと心が膨らみました。報告会副題「希望をつなぐ平和構築」の通りに・・