地域に開かれた教会

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今年の秋には、会堂が建って20周年を迎える。月日が経つのは早いものである。どのような思いで会堂を建てたのか、献堂式で唱和した『上尾キリスト教会が求めてきた教会像』を今一度振り返り、会堂が十分に用いられてきたことを感謝すると共に、これから取り組む必要のあることを、この一年の歩みの中で見い出していきたい。

この新会堂は神の臨在と栄光が現される場所です。生ける神と私たちが出会う礼拝の場所を中心として、各部屋を配置しました。礼拝堂は、「霊と真理をもって」(ヨハネ4:24)礼拝がささげられ、心の安らぎが得られるよう、天井を天井を高く取り、暖かさと落ち着いた宗教雰囲気をかもしだせるようにしました。また、子どもと大人が一緒に礼拝をささげ、「詩編と賛歌と霊的な歌により、感謝して心から神をほめたたえ」(コロサイ3:16)ることができるよう、音響に配慮し、スクリーンを備え付け、一体感のあるものにしました。さらに礼拝堂は、分級、地方連合の諸集会、音楽会、講演会、結婚式、葬儀、など多目的にも使えるよう、個人椅子とし、サイドルームを開くと、最大で150名収容できるようにしました。

私たちはの教会の第一の使命は、地域に開かれた教会として、イエス・キリストの福音を宣べ伝えることです。最も人目に付きやすく、四方から教会の存在がわかるよう交差点の角にシンボルの十字架の塔を配置しました。また、だれでも入りやすいように玄関は開放的で明るいものにし、ロビーもゆったりと接待できるものにしました。障がい者や高齢者の方が安心して集っていただけるよう、スロープ、手すり、自動ドア、身障者用トイレなどバリア・フリーを目指しました。平日も地域に開かれた教会として宣教の使命を果たしていくため、新来会者にすぐに対応できるよう、事務室を入り口に配慮し、また、カウンセリング、牧会の働きをするために牧師室を隣に配置して、気兼ねなく訪ねていただけるようにしました。社会のさまざまな問題解決のために門戸を開き、共に福音にあずかることができるよう、積極的に取り組んでいきたいと願っています。(一部省略)

「地域に開かれた教会」として、礼拝堂は、礼拝だけではなく、地域のさまざまな催し(三井住宅の会合、コーラスの練習、埼玉アシュラム、朝祷会)のためにも利用され、多くの方が出入りするようになった。集会の案内を差し上げると、敷居が低くなったこともあってか、よく来てくださるようになった。会堂が年々用いられていることは感謝である。会堂以上に、人と人との繋がりが「地域に開かれた教会」をつくり出している。地域の方々との繋がりがさらに深まれば、福音は受け入れられていくだろう。