整える教会生活        秋山 真実 

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今年で教会生活29年、信仰生活22年目を迎えようとしています。今も日々新たな学びが与えられていることは感謝です。一方で「人生山あり谷あり」という言葉がありますが、「信仰山あり谷あり」と置き換えてもいいように、色々なことを体験してきました。教会生活が長い人ほど、教会に来ること、奉仕、献金、人間関係など様々なことに、悩んできた経験を持っているのではないでしょうか。

仕事、アルバイト、学校、家事など現実のことに毎日追われ、いつの間にか教会生活を送ることがおっくうになるとよく聞きます。私自身も仕事を始めて心身ともに疲れてしまった経験があります。心に余裕が無くなると、冷静さや正確さを欠き、周りが見えなくなっていきました。「このままではダメだ」と思っても、負の連鎖に逆らえずにいました。もちろん、そんな精神状況では健全な信仰生活は歩めませんでした。本当に人間はもろい生き物だと、改めて気づかされました。

支えになったのは、聖書のみ言葉、讃美歌、祈りを捧げてきたこれまでの教会生活でした。狭い家の中で親子聖書日課を続けたり、祈祷会や分級で讃美歌を兄弟姉妹と歌ったり、共に祈ったりした一歩(思い出)が、いつも支えになってきました。今ではそんな小さな一歩が、大きな一歩だったのだと思っています。

私たちは神に造られた土の器であり、そこに水を注がれ、多くの恵みを頂いています。全て与えられた中から、礼拝・祈祷会の時間を神に捧げる、献金を捧げる、賜物を活かし奉仕で体を捧げる、当たり前のように日々続けることは凄く難しいことで、時には心が挫けそうになるかもしれません。しかし、決して一人で歩んでいるのではなく、兄弟姉妹と一緒に歩むことが大きな支えになります。上尾教会の強みは、子供から大人まで一緒に礼拝を捧げ、御言葉と祈りを大切にしていることです。悩んだ時には、兄弟姉妹に相談し、共に支え合って乗り越えて行きましょう。

私は2月から都内で一人暮らしを始め、また新たな教会で信仰生活をスタートしようとしています。これからも悩み躓くこともあると思いますが、皆さんと一緒に歩んできた一歩が、きっとこれからも大きな支えになると思っています。

「怠らず励み、霊に燃えて、主に仕えなさい。希望をもって喜び、苦難を耐え忍び、たゆまず祈りなさい。」ローマ信徒への手紙12:11-12

 長い教会生活が送れるように、今日も共に小さな一歩を歩んでいきましょう。